居宅部門ブログ(2022年6月)主マネって・・・

2022.06.28

お知らせ

こんにちは。

グレース居宅介護支援事業所城南の高橋充です。

前回、ブログを投稿させていただいてからどれだけの月日が流れましたでしょうか?その間グレース居宅介護支援事業所城南では一緒に働く仲間が徐々に増え、現在、3人体制で運営。頼もしいメンバーに囲まれ、1人体制で仕事をさせていただいていた頃を懐かしいとさえ思えるようになりました。

 さて、今回もなにを書こうかなと。。。前回のブログにて飯塚CMが主任ケアマネジャーを取得されたと言うことで。おめでとうございます!とはいえ、これをお読みされている方々は「はて?主任ケアマネって。。」と言う方も多いかと思います。せっかくなのでざっとこの資格についてご説明させて頂こうかと思います。

パソコンを叩けば「ケアマネージャーは、支援が必要な高齢者などに介護保険サービスやその他サービスを組み合わせてケアプランを作り、よりよい暮らしをサポートする仕事。

一方、主任ケアマネージャーは、ケアマネージャーのまとめ役的存在になる専門職。新人ケアマネージャーの指導・ 育成・相談に始まり、介護が必要な方のケアプランを作成する際のケアマネージャーへの支援や相談、また、地域課題の発見や解決、そして地域の発展のために尽力することが期待される。」などなど。ふむふむなんとなく、「主任」の字の如くの役割かと。

 かつては上記のように、シンプルに地域で活躍を求められるスキルの高い頼れるケアマネジャーと言う意味合いが強かったのですが、介護保険制度改正が繰り返される中で、主任ケアマネジャーに課せられることも増えていき、今現在は経過措置期間ではありますが「事業所長は主任ケアマネジャーでなければならない。」という制度改正が施されました。

この制度改正がなされてからと言うものの、ちまたのケアマネ達はざわざわ。。。「まずいぞまずいぞ、早急に資格を取らなければ事業所運営が継続できなくなるぞ。。。」資格取得希望者が殺到するわけですが、取得するにはもちろん様々ハードルがあるわけです。簡単にお伝えすると「ケアマネ実務経験5年以上で地域に根付いた活動をし、都・区が定めた要件をクリアし、自治体からの推薦を受けた上で約70時間の研修を受け取得」といった感じ。そして受講希望者の混乱を招くのは「区が定めた要件」が各自治体のよって異なる点。ローカルルールが色濃く、その要件に当てはまっているかどうかを確認しなければならないのですがそれを解明するのにこれまた苦労するのです。さらに研修費約5万円。。。加えて5年おきの更新が必要で研修時間少なくはなるものの上記のハードルをまたクリアし、研修費約4万円。。。とほほ。。。

と、、ここまで愚痴のようになってしまいましたが、意外と主任ケアマネジャー、ケアマネジャーは身を削りつつ、自己研鑽していく資格なんだと皆様に少しでもご理解いただければこれ幸いです。引き続き皆様のお役に立てるよう、日々研鑽!頑張って参ります。そしてまたちょっとだけ愚痴らせていただければ幸いです。。。

梅雨も明け、コロナウィルスのみならず熱中症・脱水症に注意する季節となりますので、皆さま是非お身体を大切に、健康を第一に日々をお過ごしいただきたく存じます。

Contact

お問い合わせ
慶実会へのお仕事やご要望、または取材などについてはこちらからお問合せください。
お問い合わせ